【CULTURE】映画『ザ・ブライド!』レビュー|理解できなくていい。芸術に触れることの意味を考えた。

誰もが好きという映画ではない。だからこそ、ハマったら沼る。
自分は好きではなかった。
それでも紹介したい映画がある。
「ザ・ブライド!」
- サブカルチャーが好きな人
- 人と違う感性を磨きたい人
- 芸術作品に触れたい人
📊 ソロラボ映画評価
作品タイプ
🎨 芸術寄り
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| ストーリー | ★★★☆☆ |
| 演出 | ★★★★☆ |
| ひとり向き度 | ★★★★☆ |
| 総合おすすめ度 | ★★★☆☆ |
鑑賞スタイル
📺 サブスクでOK
あらすじ
詳しいあらすじは公式サイトをご覧ください。
さっちの評価
主観的な評価です。
参考程度にご覧ください。
ストーリー
不機嫌な女性が、飲みの場で暴言を吐き、それから暴れて階段から突き落とされ、死ぬ。
場面は変わり、フランケンシュタインが博士の元を尋ねてくる。
そして、長い孤独に耐えられないと言い、伴侶を作ってほしいと頼む。
蘇ったのは、あの夜殺されたブライドだ。
そこから物語は始まる。
もうお分かりだと思うが、設定が斜め上だ。
こういった作品を楽しむために必要なことは、受け入れること。
なぜ?
そう思った瞬間に置いていかれる。
美術館に行って絵を見た時、絵の存在感に圧倒されることもあれば
これのどこがいいの?
と思うこともある。
芸術とはそういうものだ。
どこかに感情移入できたら中毒になる。そういう作品だと思う。
だからこそ誰かに薦めるのが難しい。
誰かにとっては最高の作品になり得るし、誰かにとっては正直全然面白くないともなる。
演出
音楽
映画に音楽は欠かせないものだけれど、作品を邪魔しないことが最も大事だと思っている。
まずはそこはクリア。
これだけで、★は3つだ。
今作はブライドをより魅力的にしていた。
映像
狂気的な描写や暴力シーンが多い。
こういう作品は見ていられないことが結構ある。
この作品にはあまりそれを感じない。きっと、理由なき暴力ではないからだろう。
ブライドはずっと何かにイラついている。
何に怒りを抱いているのかは、実際に作品を観て感じてほしい。
演技
ジェシー・バックリーの演技の説得力が高すぎる。
間違いなく、この女優がこの物語を成立させている。
ダイナミックな感情表現をしているのに大味になっていない。
表情が、動きが、声が、ブライドだった。
ひとり向き度
好みが分かれる作品なので、誰かと観に行くのはあまりおすすめしない。
冒頭でも言ったが、ハマる人にはハマる。
だけども、一緒に行った人が同じようにハマるとは限らない。
それほど好みが分かれる作品だから。
逆にこういう作品は一人で楽しむのが安牌だ。
この映画から学んだこと
自由な発想で、自由に表現する。
それがこの作品から受け取ったものだ。
この映画を作った人は、好き勝手やっている。
作ること自体が楽しいんだということが伝わってくる。
そのエネルギーがスクリーンから滲み出ていた。
それを見て思った。
自分の感性で物事を捉えていいんだ、と。
もちろん、社会の中で生きることは自分勝手にはいかない。
でも、全部を他人に合わせなくていい。
誰かの目を気にして生きるのではなく、自分の意思に従って生きる。
この監督はそれを作品で体現している。
私もこのブログを通して、もっと自分の頭の中を表現したいと思った。
これが、この映画から受け取ったインスピレーションだ。
結論
自分は、この作品が正直好きではなかった。
最終的に救われる話でもなければ、何かが解決する物語でもない。
笑いがあるわけでも、ハッピーエンドでも、感動の物語でもない。
かと言ってこちらに語りかけてくるわけでもない。
だからこそ、何を感じるか。それは観た人だけが知ることだ。
どんな感想も、どんな批評も、好きに持っていい。
そんな挑戦的な作品だった。
サブスクで配信になった際にはぜひ観てほしい。
映画館で観る必要はないかもしれない。
でも、映画館でしか体験できない作品でもあるかもしれない。
ひとり映画をもっと楽しむために
没入できる環境で観てほしい。私が使っているイヤホンをTOOLで紹介しているので、気になる人はのぞいてみてほしい。








